●文:ヤングマシン編集部
- 1 原付一種はホンダが健闘
- 2 ホンダ スーパーカブ50/プロ:頑強な”働きバイク”は国民の足
- 3 ホンダ クロスカブ50/くまモンバージョン:タフなカブが新色に!
- 4 ホンダ タクト/ベーシック:ホンダ50ccスクーターの名跡
- 5 ヤマハ ジョグ/デラックス:タクトの兄弟モデル
- 6 スズキ アドレスV50:スマートな尖りノーズ!
- 7 ホンダ ジョルノ/くまモンバージョン:丸くてレトロかわいい!
- 8 ヤマハ ビーノ:ゆるキャンでお馴染みレトロスクーター
- 9 スズキ レッツ/バスケット:軽量/コンパクトな70kg!
- 10 ホンダ ダンク:洒落たスクエア造形
- 11 ヤマハ ギアシリーズ:働く人の強い味方、’23モデル登場
- 12 ホンダ ベンリィ/プロ:原付一種モデルはガソリン車とEVを併売
- 13 ホンダ ジャイロX/キャノピー:ガソリン車とEVを併売
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原付一種はホンダが健闘
かつては通勤/通学/買い物の足として重宝された原付一種(~50cc)だが、この2年ほどはラインナップに変化がない。原付二種以上のバイクは排出ガス規制の関係で2022年11月に向けてモデルチェンジや生産中止が増える中、原付一種の継続生産車のみ2025年11月まで平成28年排ガス規制が適用されるため、当面はカラーチェンジ等の小変更で継続するのが現実のようだ。
原付一種はほぼ日本独自の規格のため需要に限りがあり、2段階右折などの交通ルールも“原付一種離れ”に影響していると思われる。近距離移動なら電動アシスト自転車や、最近話題の電動キックボードの方が便利かもしれない。
その中でも健闘しているのがホンダで、クロスカブやスーパーカブは確実な人気を得ており、ヤマハにOEM供給のスクーターも継続している。
ホンダ スーパーカブ50/プロ:頑強な”働きバイク”は国民の足
驚異の低燃費を誇り、操作のラクな自動遠心クラッチ4速のカブ。カラーは青(新色)/薄茶/緑で、マフラープロテクターとリヤキャリアをブラックに変更した。前後14インチタイヤとバスケット&大型キャリア装備の「プロ」も継続販売される。
ホンダ クロスカブ50/くまモンバージョン:タフなカブが新色に!
レッグシールドを省いたフレームカバーや武骨なライトガードを備えるタフなカブは、14インチタイヤで足着き性に優れ、小回りが利く。新カラーはツヤ消し緑とグレーで、「くまモンバージョン」も健在。全車、マフラープロテクターがブラックに変更された。
ホンダ タクト/ベーシック:ホンダ50ccスクーターの名跡
アイドリングストップ機構を備える「タクト」と、シート高を15mm下げて足着き性を向上した「タクトベーシック」の2本立て。フロントのインナーラックや大型フックなど実用面も充実。ベーシックはカラーバリエーションも豊富だ。
ヤマハ ジョグ/デラックス:タクトの兄弟モデル
現行ジョグは、ホンダが生産してヤマハにOEM供給。標準車は705mmの低シートで、ツヤ消しの緑/ツヤ消しの銀/茶/黒/白の5色。「デラックス」はシート高720mm、アイドリングストップ/ダブルステッチのシート/立体エンブレム付きで、ツヤ消し黒/青。
スズキ アドレスV50:スマートな尖りノーズ!
尖ったノーズやテールがスポーティなイメージを強調。サイズ感に対してかなり軽量な車体を、燃費に優れたSEPエンジンで駆動する。フルフェイスも入るトランクスペースに大容量フロントインナーラック、丈夫なカバンホルダーなど基本を押さえた作り。カラーはツヤ消し青/茶/白/黒。
ホンダ ジョルノ/くまモンバージョン:丸くてレトロかわいい!
丸みを帯びたレトロなスタイルに、ワンタッチシートオープナーやグローブボックスなど便利機能が充実。カラーは薄茶/青/グレー/桃/ツヤ消し緑の5色。デラックスは廃止されたが、「くまモンバージョン」は継続されている。
ヤマハ ビーノ:ゆるキャンでお馴染みレトロスクーター
ホンダ ジョルノベースのOEM車だが、ボディマウントのレトロな丸ヘッドライトでイメージは別モノ。アイドリングストップや12Vソケットを装備する。従来のファイティングレッド/グラファイトブラック/マホガニーブラウンメタリック/バージンベージュの4色に、新色ポニーブルー/マットアーマードグリーンメタリックの2色が追加。
スズキ レッツ/バスケット:軽量/コンパクトな70kg!
原付一種でトップクラスの車重70kgで押し引きラクラク。シート高695mm&カットフロアボードで足着き性抜群、シート下はフルフェイスも収容可能な大容量。燃費も52.8km/L(WMTCモード)と良好だ。カラーは青/薄茶/黒/白。前カゴ装備の「バスケット」は茶/白の2色。
ホンダ ダンク:洒落たスクエア造形
好燃費で環境性能に優れたeSPエンジンを搭載し、安全性の高い前後連動ブレーキも装備。シート下はA4ファイルも収納できる23Lのスペースを確保し、小物入れには12V電源ソケットが備わる。’22モデルはツヤ消し青/ツヤ消し黒/グレーの3色にカラー変更。
ヤマハ ギアシリーズ:働く人の強い味方、’23モデル登場
集配業務に特化したビジネススクーター。標準モデルの他に新聞を積みやすいバスケット&大型キャリア等を備えた「ニュースギア」と、シートに座ったままセンタースタンドを出し入れできる「パーキングスタンド仕様」を揃える。
ホンダ ベンリィ/プロ:原付一種モデルはガソリン車とEVを併売
積載性と使いやすさを追求したビジネスバイク「ベンリィ」。コンビブレーキや駐停車に便利なリアブレーキロックレバーを装備する。原付一種モデルのリヤデッキは30kgの積載が可能。フロントのバスケットと大型リヤキャリア装備の「プロ」もある。
ホンダ ジャイロX/キャノピー:ガソリン車とEVを併売
後2輪がスイングするスリーターは荷物積載力に優れ、配達や駐車に便利なワンタッチパーキングレバーを装備。「X」はフロント5kg/リヤ10kg積載可。基本の「ベーシック」と風防/リヤキャリア装備の「スタンダード」があり、カラーは赤/白の2種。雨の日も快適な屋根付きの「キャノピー」は、30kg積載でカラーは白。
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